３月７日（土）は朝から小雨模様で天候が心配されましたが、昼前には雨も上がりスタート時は時々薄日が差す天気となり、お蔭様でお客様の出足も好調。終わってみれば総来場者数が１９５名と前年比１．６倍の大盛況。今年は１０周年という事で、かねてよりアンケートで希望が多かった木管、弦楽の演奏を生で聴く機会をつくりました。今までとは違った層のお客様も来場されて、結果として入場者増につながりました。
それではプログラムに沿って会場の様子（写真）を紹介してまいりましょう。
当日のプログラム、出演者のプロフィールは次をクリックすればご覧になれます。
第１０回（H27.3.7）音フェスプログラム
トップバッターは”関町囃子保存会”の皆さんによる「神楽囃子」です。
軽やかなお囃子にのってユーモアのある神楽が舞い、会場は一気に笑いの渦へ。
保存会には若手も加わり、次の世代への伝承も！
花束贈呈です。お囃子ありがとうございました。
神楽囃子が終わると恒例のお囃子体験。来場のお子様が早速挑戦！うまく叩けたかな？
２番目は“アンサンブルクノスペ”の皆様による「木管五重奏」です。
２０１２に年に結成されたグループで、“クノスペ”とはドイツ語で「つぼみ」や「新芽」を意味するそうです。その名のとおりとてもフレッシュなグループです。ハイドンのディヴェルティメント１楽章からスタートし、トレパック（くるみ割り人形）、ジブリメドレー、レット・イット・ゴー（アナと雪の女王）、春が来た、とお馴染みのクラシックあり唱歌あり。会場の皆さんは、５つの楽器の奏でる美しい音色とハーモニーにしばし聴き入っていました。
演奏途中に楽器紹介もありました。フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットとそれぞれの楽器の奏でる音に皆さんも興味津々。最後の２曲「春が来た」、「花」（アンコール曲）を、会場の皆さんは演奏に合わせ、楽器（ベルやカスタネット）を使いながら大合唱。
演奏後、贈られたブーケを持っての記念写真。クノスペさんから「お子さんから年配の方まで、沢山集まって頂きました♪素敵な機会を頂き、ありがとうございました」との言葉を頂戴しました。お疲れ様でした。
（参考；アンサンブルクノスペさんのTwitter）
３番目は”練馬交響楽団訪問演奏部”の皆様による「弦楽器演奏」です。
訪問演奏部の皆様は、年２回の練響定期演奏会の他に地域のイベントでの演奏、福祉施設の訪問演奏等で活躍されています。今回はエルガーの“愛の挨拶”からスタートし、美しき青きドナウ、森のくまさん、ラルゴ、早春賦、ヴィヴァルディの「春」とお馴染みの曲が続きました。流れるような演奏と奥の深い音色でとても素晴らしかったです。
途中楽器の紹介もありました。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ。それぞれの楽器の音を生で聴けるとても貴重な機会となりました。 
「森のくまさん」の時は、会場を二つのグループに分け輪唱しました。音も重ならず上手くでき、楽しい楽しい歌の時間となりました。アンコール曲は「ラディッキー行進曲」、会場の皆さんも、手持ちの楽器で演奏に加わり、元気一杯！ 
演奏後にはお子さんたちから演奏者の皆さんへ花束贈呈。演奏者の皆さんも笑顔、笑顔。
最後は”関中ウインドアンサンブル部”による「吹奏楽」です。
受験の終わったばかりの３年生も加わり全員そろっての出演となりました。林先生の指揮のもと、皆さんお馴染みの曲「ワイルド・アット・ハート」「明日があるさ」他が迫力満点、素晴らしいリズム感で演奏されました。
最後の２曲「花は咲く」「おぼろ月夜」は、会場の皆さんも手持ちの楽器や手拍子で、演奏に合わせ大合唱。 
施設で作業（パン屋さん）をされている女性の方からの花束贈呈。贈る方も贈られる方もニコニコ顔でとても嬉しそう。
いよいよ最後！
閉会の挨拶のあとは、音楽フェスティバル恒例のフィナーレ曲「今日の日はさようなら」を関中ウインドアンサンブル部の演奏にあわせ”今日の日はさようなら またあう日まで”と大合唱してお開きとなりました。 
お忙しい中ご来場いただいた皆様・出演して頂いた皆様、ボランティアの皆様、会場と力をお貸し下さった関町福祉園の皆様、趣旨にご賛同頂きご支援いただいた企業団体・事業所の皆様、出演者でお骨折り頂いた「練馬区文化振興協会様」に厚く御礼申し上げます。
１０周年を迎えた音楽祭を、大盛況の中で無事終わることができ、スタッフ一同皆様に心より感謝申し上げます。
また来年度も「乞うご期待！」 ありがとうございました。
ネット・関音楽フェスティバル実行委員会