「第13回 関町 音楽フェスティバル」が3月3日(土)に関町福祉園1Fホールにて開催されました。お天気にも恵まれ、ご高齢の方、車いすの方、お子さんをお連れのお母さんお父さん、と沢山の方にご来場いただきました。“雛祭り”と重なり、ご家庭でいろいろ予定されている方も多いとお聞きしていましたので出足が心配されましたが、終わってみると昨年以上の入場者となり一安心。
今年は、いつもご出演を頂いています関町囃子保存会と関中ウィンドアンサンブル部の皆様はじめ、音楽フェスティバルとしては初めての邦楽演奏を企画しました。最近はなかなかお琴や尺八を直に聴く機会が少ないことから、地域の皆様や関地区外からもご来場頂きました。ありがとうございました。
それではプログラムに沿って会場の様子(写真)を紹介してまいります。なお当日のプログラムは下記の”プログラム”をクリックすればご覧になれます。プログラムには出演者のプロフィルも掲載されておりますのでぜひご覧ください。
”プログラム”
◎音楽フェスティバルは、関町福祉園 父母の会 会長 本間様の開会挨拶によりスタートしました。
◎トップバッターは”関町囃子保存会”の皆さんによる「神楽囃子」。
練馬区無形民俗文化財に登録されている関町囃子保存会の皆さんの神楽囃子がスタートすると、軽やかなお囃子にのってユーモアのある神楽が舞い、会場は和やかな雰囲気に。おめでたい獅子舞、おかめ、ひょっとこの舞を見ながら皆さん手拍子をとって一緒に楽しんでおられました。
〇お囃子でスタート
〇お馴染、笑いを誘うおかめとひょっとこの舞
写真3、4:おかめとひょっとこ
〇軽快なリズムに乗った細かな動きとダイナミックな動きの混じりあい、ユーモラスな動作とあらためて伝統芸能の素晴らしを感じました。
◎二番目は松浪千紫さんの箏曲、本間豊堂さんの尺八演奏。
〇お二人による宮城道雄作曲の名曲「春の海」の演奏でスタートしました。一瞬にして春の穏やかな海の情景が浮かんでくる世界へ。
〇次は松浪さんの箏の演奏で皆様よくご存知の「六段の調」です。BGMとしてもよく耳にします。演奏の後で箏の紹介もして頂きました。
〇次の曲は本間さんの尺八の演奏で「鶴の巣籠」です。
古典本曲を代表する一曲で、鶴の親子の情愛を表しているとのこと。尺八の説明や様々な音色を披露して頂きました。
〇次の曲は今日3月3日にぴったりの曲「ひなまつり」をお二人で演奏。演奏に合わせ会場の皆さんも一緒に楽しく歌いました。
〇アンコールはお二人の演奏による山本邦山 作曲の名曲「壱越」です。
写真5:再びお二人による演奏
〇演奏後の花束贈呈! 熱演、ありがとうございました。
写真6、7:福祉園ご利用者さんからお二人へ花束贈呈
写真8:演奏後の記念撮影 ありがとうございました!
◎三番目は関中学校ウィンドアンサンブル部の皆さんの演奏。
今年卒業の3年生14名全員が参加し、総員39名での大演奏会となりました。
オープニングの曲は「ようこそジャパリパークへ」、林先生の指揮のもととても楽しそうにスウィングしています。「背中越しのチャンス」、「ホールニューワールド」、「シュガーソングとビターステップ」、「花は咲く(会場のみんなで歌いましょう)」、「やってみよう(会場のみんなで歌いましょう)」締めはアンコール曲「メイクハーマン」でした。大合奏で会場も大いに盛り上がり、大喝采のうちに終了となりました。
写真1:林先生の指揮にもと演奏スタート!
写真2、3:演奏者だけでなく会場の皆さんも楽しくスウィング♪
〇3年生への皆さんへの可愛いお子さんからの花束贈呈。
写真4:花束贈呈
◎閉会の挨拶
・関町福祉園園長 中田様から閉会のご挨拶を頂戴しました。
・関町音楽フェスティバル実行委員長の須藤から、皆様への感謝とお礼の言葉がありました。
◎エンディング:全員合唱
続きまして音楽フェスティバル恒例のエンディング曲「今日の日はさようなら」を、関町福祉園職員で音楽祭の実行委員でもある板垣さん指揮のもと、信じあう喜びを大切にまた会う日までを約束し、全員で歌ってお開きとなりました。
写真1:指揮を執る板垣さんと、横から優しく見守る林先生
お忙しい中ご来場いただいた皆様、出演して頂いた皆様、ボランティアの皆様、会場と力をお貸し下さった関町福祉園の皆様、趣旨にご賛同頂きご支援いただいた企業団体・事業所の皆様に厚く御礼申し上げます。
尚、今回の開催にあたり(公財)練馬区文化振興協会様よりご支援を頂きましたことを併せて御礼申し上げます。
13回を迎えた音楽祭を、大盛況の中で無事終わることができ、スタッフ一同皆様に心より感謝申し上げます。
来年度も「皆様に楽しんで頂ける音楽を」企画したいと思っております。
「乞うご期待!」
ありがとうございました。
以上
関町音楽フェスティバル実行委員会